ネットマークスは4月18日、グーグルの廉価版企業内検索システム「Google Mini」を販売開始したと発表した。企業が運営するウェブサイトの、サイト内検索サービスといった用途を見込む。対応ドキュメント数は5万から30万件と、すでに販売する「Google検索アプライアンス」に比べ少ないが、キーワードごとに検索結果の掲載順位を設定できる「キーマッチ」など一通りの基本機能を備える。価格はオープン。
ロボット検索型で、更新頻度の高いドキュメントを自動的に判別し、頻繁にデータベースを書き換えるよう調整する。またXSLT/スタイルシートを使って検索結果の表示方式を細かく設定でき、企業サイトごとに最適なデザインで検索サービスを提供できるという。
ネットマークスは、利用環境の検証や性能評価、情報管理方法の指導といったシステム導入支援を行う。また導入後は、運用サポートや保守サービスも提供する。同社では、Google MiniやGoogle検索アプライアンスなど検索システム全体で、2006年度に5億円の売上げを目指す。