実況!匿名座談会 ― IT担当者が本音で話す、仮想化移行の現実

小松恭郎(編集部)

2010-12-27 16:00

 12月14日、都内某ホテル―。名を聞けば誰もがわかる企業のIT担当者14人が、一堂に会した。開催されたのは、仮想化移行の現実について語る匿名の座談会だ。
 呼びかけ役はトレンドマイクロ。「かつてない、ざっくばらんな交流の場を作る」ことだけを念頭に企画した同社としても異例の試みだ。
 開始早々に噴出したのは、仮想化移行の現場を体験したからこそ語れる、本音のオンパレード。会場の洒落たビュッフェは激論と爆笑に溢れた。本稿では、その異例ずくめの一部始終をお伝えする。

座談会紹介

 会場には3つのテーブルが設置され、それぞれ異なる議論のテーマが設定されている。つまり参加者は3つの輪に別れ、議論を同時進行させる。

 議論が一巡した頃を見計らい、合計2回の席替えタイムがある。これにより、テーブルのメンバーを入れ替えつつ、参加者は3つのテーブル全てのテーマで意見をぶつけ合う。

 またテーマごとの議論の経過は書記によって逐一書き出される。これにより、途中からテーブルを移ってきた参加者も経過を共有できる。

参加メンバー

 総勢14名。業界は金融、物流、機械、素材、半導体、システム、ソフトウェア、娯楽、メディアと多岐にわたり、業界を代表するような有名企業が多い。役職者に加え、エキスパートやリーダーといった参加者もいる。

注意点

 参加者の発言内容は、現場の発言そのままの引用である。その評価は読者の皆様に一任する。また写真で顔が判別できる人物は、すべてスタッフである。

本音で話す現場座談会 −テーマ−

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