セールスフォース、新CRMパッケージの詳細を発表--6月にリリースへ

Alorie Gilbert (CNET News.com) 2005年04月13日 14時03分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Salesforce.comは米国時間12日、オンデマンド方式の顧客情報システムに追加される新機能の詳細を明らかにした。新機能の多くは、サブスクリプション方式で提供される同社製CRMソフトウェアと他システムの間の相互運用性を強化するためのものである。

 Salesforceは、CRMパッケージの新バージョン「Salesforce Summer 05」を6月にリリースする。同社は、「オンデマンド」ソフトウェアと称される新興市場をけん引するリーダー的存在の企業だ。Salesforceは企業ユーザーに、月額料金を支払うだけで利用できるソフトウェアをウェブ経由で提供する。サブスクリプション形式でソフトウェアを提供するこの新しい市場には、数多くの企業が参入している。

 Salesforce Summer 05には、同社が2003年に発表したツールセットの最新版「Sforce 6.0」が含まれる予定だ。Sforceを利用することで、企業はマーケティング、営業、顧客に関するデータを他のシステムと共有することが可能になる。Sforce 6.0には、新たにデータのロードと抽出用のツールが加わっている。ユーザー企業はこれらのツールを利用することで、Salesforceのシステムと他システムの間で、大量のデータを迅速にやりとりできるという。

 同社CEOのMarc Benioffは、「情報をオンデマンドで管理/共有するための信頼ある世界標準を確立することが、われわれの目標だ」と声明文で述べている。

 最新版に搭載されるその他の新機能としては、パートナーポータル・ツールキットが挙げられる。企業はこのツールキットを利用してウェブサイトを構築し、見込み顧客や顧客応対情報、今後の計画など情報や、さまざまな文書をパートナー企業と共有することができる。また、シングルサインオンの機能も追加されるため、企業ユーザーはMicrosoft Windowsのユーザー認証ツールを用いてSalesforceが提供するシステムへのアクセスを管理できる。Sforce 6.0は、「Salesforce Enterprise Edition」のユーザーには無償で提供されるという。

 Salesforceによると、Sforceのリリースは現在のところ成功を収めているという。Macromedia、Analog Devices、TIBCO、Globix、DoubleClick、JBossなどをはじめとする1000社以上の企業に勤める8000人以上もの開発者が現在、Sforceを利用している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
ビジネスアプリケーション

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
トランザクションの今昔物語
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
展望2017
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算