4月12日、Windows XP Service Pack 2の自動ダウンロードを防ぐソフトウェアツールの有効期限が切れた。これは、Microsoftが企業ユーザー向けに提供してきたものだ。
また同じく12日にMicrosoftは、たくさんの月例パッチをリリースした。これらのパッチのうち、WindowsのTCP/IPネットワーク機能、Internet Explorer、MSN Messenger、Office、Exchange Serverに見つかった脆弱性に対応するものは、「緊急」レベルに分類されている。だが実は、これらのパッチがリリースされる直前には、トロイの木馬が添付された、Microsoft Windows Updateをかたる偽メールが出回っている。この偽メールは、パッチの自動ダウンロードが理に適っていることをユーザーに再認識させる目的で、ばら撒かれたのではないだろうか。そう考えさせられる今日この頃である。