NECは5月19日、中小企業向けエントリサーバ「Express5800/Gモデル」の新製品として、水冷式静音サーバ「110Ga-C」2モデルの販売を開始した。さらに、1ウェイタワーサーバ「110Gc」10モデル、2ウェイラックサーバ「120GR-1c」2モデルと「120GR-2c」2モデルも発表した。
110Ga-Cは、水冷式の冷却システムや静音タイプの80Gバイトハードディスク(HDD)、低速回転ファンで冷却可能な電源を採用。Pentium 4プロセッサ(動作周波数は3EGHz)を搭載しているにもかかわらず、ささやき声程度という30dBの静音性を実現した。税別価格は、基本モデルが12万8000円、Windows Server 2003プリインストールモデルが20万8000円。5月20日より出荷する。
110Gcの搭載プロセッサは、Celeron D(2.53GHz)とPentium 4(2.80GHz/3.20GHz/3.60GHz)のいずれか。筐体内に4台のシリアルATA対応HDDを搭載でき、記憶容量は最大で1Tバイトまで拡張可能。税別価格は5万2400円から。6月3日より出荷する。
120GR-1cは、1Uラックに73.2GバイトのUltra320 SCSI対応HDDを1台搭載できるサーバ。120GR-2cは、2Uラックに同HDDを3台搭載できる。いずれも、64ビットインテルXeonプロセッサ(3.20GHz)を最大2個搭載することが可能。税別価格は、120GR-1cが28万3000円から、120GR-2cが42万円から。5月20日より出荷する。