エリアビイとNECソフト、リモートアクセス環境構築ソフト新版

WebBCN (BCN)

2005-05-24 11:06

 エリアビイジャパン(鈴木一成代表取締役)とNECソフト(池原憲二社長)は、リモートアクセス環境構築ソフト「SWANStor」シリーズの新製品として、「SWANStor Server PRO EX」を6月6日から販売開始する。価格は1セット79万8000円(税別)から。SIおよび保守を含め、2年間に約2億5000万円の売上を見込んでいる。

 「SWANStor」は、高い安全性を維持しつつ、PCやPDA、携帯電話などの各種デバイスからのリモートアクセス環境を構築するSSL-VPNソフトウェア。アクセスデバイスへのソフトウェアのインストールや、ファイアウォールなどセキュリティシステムの設定変更も不要なため、導入・管理コストを大幅に削減できる。

 シリーズは、(1)SOHO・中小企業向けの「SWANStor Server」、(2)中堅・大企業向けの「SWANStor Server PRO」、(3)大企業向けの「SWANStor SUITE」──から構成。新製品の「SWANStor Server PRO EX」は、「SWANStor Server PRO」の機能や信頼性を踏襲するとともに、オプションの選択に柔軟に対応することが可能。

 この他の特徴は、(1)標準機能でHTTP以外のプロトコルにも対応し、プロトコル制限を撤廃、(2)Java Appletがアクセスクライアント上にダウンロード・実行されて通信を行うため、利用場所を問わず高セキュリティな通信が可能、(3)PCからの利用と同様にURLリストの表示が行えるなど、携帯電話からのアクセス機能を強化──など。

 さらに、導入前のネットワーク診断、月間利用状況のレポートなど、多くの導入実績から得たノウハウをもとに、多数のオプションも用意している。

エリアビイジャパン

NECソフト

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]