富士通がシスコと共同ブランドのハイエンドルータ「CRS-1」を出荷

エースラッシュ

2005-05-24 19:02

 富士通は月24日、シスコシステムズとの戦略提携に基づいた製品の第1弾として、共同ブランドのハイエンドルータ「Fujitsu and Cisco CRS-1」の受注を開始した。出荷時期は6月で、価格は4691万6000円から。既存製品であるCRS-1に対して、国内の通信事業者の需要に合わせた試験を実施、自社ブランドを冠したシスコとの共同ブランドで出荷する。

Fujitsu and Cisco CRS-1

 CRS-1が搭載するOS「Cisco IOS XR」は、ファブリックスイッチとネットワークインターフェース群を独立した筐体としてクラスタリング構成で運用するマルチシェルフ構成に対応する。マルチフシェルフ構成により、プロセス分散による性能の拡張性を確保するとともに、多重化による耐障害性と可用性を高めている。マルチシェルフ構成時のスループットは、1システム当たり最大で92Tビット/秒である。

 2004年12月6日に、両社はルータ・スイッチ分野で戦略提携を行うと発表した。

富士通

シスコシステムズ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]