テンアートニは5月24日、自社ブランド「ノーザンライツ」サーバ製品群の新製品として、インテルXeonプロセッサ搭載の企業向けIAサーバ「NL Server RX-1100」シリーズのラインアップの拡充を図り、6月1日から販売を開始すると発表した。
NL Server RX-1100は、同社が2月15日に発表した高さ1U大のラックマウント型サーバである。BTOでのカスタマイズに対応したモデルだが、今回ベースモデル3モデルを用意することでシリーズを拡充、ユーザーの選択肢を増やした。
シリーズ全体の特徴としては、CPUにインテルXeonプロセッサ3.60GHz/2MB L2キャッシュの搭載が可能で、最大2CPUの構成にできること、DDR2 SDRAMを最大6GBまで搭載可能であることである。
今回新たに追加したのは、最上位モデルとしてSCSIディスクとIntel ISM Advancedを採用した「NL RX−1100S」、中位モデルとしてホットスワップ対応のSATAディスクを採用した「NL RX−1100A」、廉価モデルとしてSCSIシステムを採用しながら監視機能を最小限にとどめた「NL RX-1100E」の3モデル。
サーバ管理チップを標準で搭載し、運用中のサーバ情報を専用管理ソフトを利用して簡単に取得するできるようにした。サーバ監視を一元管理することで、複数サーバを稼働させている場合でも管理者の負担を軽減できる。
対応OSはRed Hat Enterprise Linux v.4など。標準納期は2週間での順次出荷である。