パワードコムは5月25日、法人向けインターネット接続サービス「Powered Internet」において、電力系各社が提供する光ファイバーをアクセス回線に利用した「Powered Internet FTTW(Fiber To The Workplace)」を追加し、5月30日より申込みの受付を開始すると発表した。
電力系各社の光ファイバーを利用する場合、これまでは拠点地域ごとに提供事業者への申し込みが必要だった。これをサービスの申し込みから保守業務、料金請求までをパワードコムがとりまとめることで、一括して申し込めるようにした。対象となるのは関東や中部、関西、中国、四国、九州、沖縄の7地域。同社が一元的にサービスを提供することで、事務手続きが簡素化され、運用負担の軽減が可能になるとしている。
また、NTTに依存しないインターネットVPNを構築しやすくなるため、BフレッツなどのNTT光アクセスと併用することで同一拠点でのアクセス回線の冗長化やリスク分散型ネットワーク構成が可能になる。
帯域は100Mbpsのベストエフォート型、1個の固定IPアドレスを発行し、24時間356日の故障申告受付を行う。最低利用期間は1年で、初期費用が税別3万4800円、利用料金が月額2万8000円となっている。