NTTデータ イントラマート(中山義人社長)は、Webシステム構築ソフトウェア「intra-martベースモジュール/フレームワーク バージョン5.0」を発売した。約100社の同社特約店とともに1500ライセンスを販売する予定。
同製品は、ERPのWebフロントシステムや、J2EEによる基幹システム構築の基盤など、大企業の全社共通プラットフォームとして採用されているソフトウェアの新版。今回のバージョン5.0では、共通プラットフォームとしての機能を大幅に強化し、SOA(サービス指向アーキテクチャ)に基づいた、企業システムの部分最適から全体最適化への移行を実現する。
また、ESB(Enterprise Service Bus)機能の採用で、すでに導入されているERPやオフコンなどの基幹システムとWebシステムとを柔軟かつ迅速に統合可能となった。また、ユーザーインターフェースやアクセスセキュリティ機能も強化されている。
スタンダード版とアドバンスド版の2種類があり、スタンダード版は既存システムとWebシステムを1対1で統合する中堅・中小規模向けの製品。アドバンスド版は、ESB機能を実装し、SOAに対応した大規模システム統合を実現する。同機能は「IM-ΣServ(シグマサーブ)」という名称でオプション販売される。