富士通は7月4日、大規模医療機関を対象にした、Web型カルテシステム「HOPE/EGMAIN−EX WebEdition」を開発、販売を開始すると発表した。
「HOPE/EGMAIN−EX WebEdition」は、同社が発売しているWebカルテシステム「HOPE/EGMAIN−EX」にWeb版。Servlet/JSPで構築されており、PCに独自のアプリケーションをインストールせずに利用できる。また、アプリケーションをサーバで集中管理するため、個々の端末へのインストールやバージョンアップなどの管理作業は不要となる。
同製品により、患者の同意のもと複数医療機関で相互に電子カルテをインターネット環境で利用することが可能となる。同社は、これにより「広域で医療情報を共有する時代」に向けた広域チーム医療の実現を支援するという。
「HOPE/EGMAIN−EX WebEdition」の価格は1億2000万円からとなっており、7月13日から15日に東京ビッグサイトで開催される「国際モダンホスピタルショウ2005」に出展される。