日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾社長)は、業界初のプラグアンドプレイ対応USB接続DATドライブ「HP StorageWorks DAT40-USB」を発売する。同時に、Ultriumドライブの新製品を7月下旬から発売する。
「HP StorageWorks DAT40-USB」は、業界初のUSB2.0対応のDDS4 DATテープドライブ。プラグアンドプレイに対応し、特殊なカードやドライバは不要。USBポートに差し込むだけで、すぐにDATドライブとして利用できる。DDS2/3/4のテープカートリッジが使用でき、非圧縮時の最大容量は20GB、最大転送速度は10.8GB/時。
同時に発売する「HP StorageWorks Ultrium232」は、Ultrium1フォーマットのハーフハイトモデル。従来モデルの2倍以上の転送レートを達成しながら、内蔵モデルで30万円を切った。
Ultriumオートローダの新製品「HP StorageWorks 1/8 Ultrium448 Tape Autoloader」と「同 Ultrium960 Tape Autoloader」も発売。Ultrium448モデルではUltrium2フォーマットの低価格ドライブを搭載することで低価格化を実現。Ultrium960モデルではUltrium3フォーマットのドライブを搭載し、オートローダとしては業界最高レベルの転送速度を誇る。2Uの省スペースながら、非圧縮3.2TB(圧縮時最大6.4TB)の大容量も特徴。
価格は「HP StorageWorks DAT40-USB」が63万円、「同 1/8 Ultrium448 Tape Autoloader」が105万円、「同 1/8 Ultrium960 Tape Autoloader」が135万円。また、Ultriumドライブ、SCSI接続DATドライブ、テープオートローダな ど従来のテープ関連製品の一部で価格改定を実施、最大40%の値下げするとともに、x86サーバー「HP ProLiant」ファミリ、オプション製品など合計72製品で価格を改定した。