日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は8月4日、デュアルコア版AMD Opteronプロセッサを2個搭載可能な1Uラックマウント型サーバの新モデル「HP ProLiant DL145 デュアルコアモデル」を発表した。同社のオンラインストア「HP Directplus」で8月12日に販売を開始する。税込み価格は38万6400円から。出荷開始は8月中旬の予定。
搭載するプロセッサは、64ビット対応デュアルコアプロセッサの「AMD Opteronプロセッサ200シリーズ」。同プロセッサによる性能向上と「PowerNow」機能のもたらす低消費電力で、「従来モデルと同等の消費電力で処理性能が40〜60%上がった」(同社)。
また、遠隔地からネットワーク経由でサーバの状況を確認、管理できる「Lights-Out 100iリモートマネージメント」機能や、大規模なラックマウント環境におけるシステムの識別を容易にする「ユニットID(UID)LED」を標準装備しており、サーバ管理者の運用上の負担を軽減できる。
新モデルについて、同社は「システム密度や運用性を維持しながら、さらに高い性能を実現し、小中規模企業から高性能コンピューティング(HPC)まで、初期導入費を抑えながら高密度化システムを構築したいあらゆる規模の企業に最適」とする。