ゾープ・ジャパンは8月8日、オープンソースのWebコンテンツ管理システムプラットフォームである「Zope」の新バージョン「Zope 3」を利用した国内における事業展開のロードマップを発表した。具体的には「Zope 3 for Developers」のトレーニングを2005年11月から開催する。
同社は2004年9月から、Zope Corporationの日本総代理店として「Zope 2」の日本語化および日本語環境の整備、Webシステム構築やトレーニング事業を行ってきた。「Zope 3」は2004年11月にすでにリリースされているが、今回のロードマップはZope Corporationが新バージョンへのプラットフォーム移行を進めているのに合わせた、国内での展開についてのものだ。
具体的な展開としては「Zope 3 for Developers」のトレーニングを2005年11月から開催する。トレーニングは11月28日から30日の3日間、都内で行われる予定だ。価格は1名あたり税込みで31万5000円となっている。さらにイントラネットとエクストラネット用の商用コンテンツ管理システムである「Zope4Intranets」の日本語版を2006年1月に提供予定だ。
この動きに伴い「Zope 2」の日本語化作業は終了されるが、「Zope 2」を利用したSI事業は継続して実施される。ウェブサイトの規模やワークフローの複雑さ、予算、開発期間などに応じて「Zope 2」と「Zope 3」の両方から最適な提案を実施するという。