KDDIは8月18日、企業向けデータ通信サービス「KDDI IP-VPNサービス」の新メニューとして、従来より低廉な料金での拠点間通信を可能にする「KDDI IP-VPN ブロードバンドValue パック」を提供開始すると発表した。
このサービスは、回線にNTT東日本・西日本の「Bフレッツ」「フレッツ・ADSL」を利用する。サービス料金とエコノミールータの保守メニュー「センドパック」のルータレンタル料金、フレッツADSLのモアIIIまたはモアスペシャルという組み合わせの場合、回線利用料金を含んで1回線あたり1万円台となる低廉な価格が特徴だ。ルータはエコノミールータとバリュールータの2種類から選択可能となっている。
同社は、センター拠点へのアクセスには信頼性の高い回線を利用するなど、他プランとの組み合わせやオプションの利用によって、ネットワーク構築の幅が広がるとしている。サービス提供開始は8月22日からの予定だ。