テンアートニは8月30日、米Agitar SoftwareのJavaプログラムテストツール「Agitator」と、プログラム品質/進捗管理レポートツール「Agitar Management Dashboard」の国内販売を9月1日に開始すると発表した。販売価格はAgitatorとAgitar Management Dashboardを合わせ、10ユーザーライセンスで550万円から。
Agitatorは、Javaコードからプログラムの仕様を自動生成し、コーディング段階での問題発見を支援するツール。一方のAgitar Management Dashboardは、テスト結果のレポートを生成し、リスクやリソースの可用性スケジュールにもとづく開発テスト目標を設定するツールである。
この2つのツールを使用すると、問題がソフト開発工程の最終段階で発見され、コストや時間が増大しがちな最終工程で修正を迫られる、という事態を未然に回避できるとテンアトーニでは説明している。なお、AgitarによればAgitatorの導入により、開発コストは最大45%削減できるとしている。
今後、テンアートニは、オープンソースソフトとして公開しているJava/J2EEフレームワーク「TenArtni Ninja-VA」と、AgitatorおよびAgitar Management Dashboardを融合させ、開発ソリューションとして提供する予定だ。