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記事まとめ「テレワーク常態化で見えたこと」

統合製品の開発を目指し、3つのオープンソースプロジェクトが協力へ

Martin LaMonica (CNET News.com)

2005-09-01 11:54

 3つのオープンソースプロジェクトを組み合わせ、IBMやその他主力企業から提供されるソフトウェア統合製品に代わるものを生み出す計画が進められている。

 協議に参加している関係者はCNET News.comに対し、今回のパートナーシップは「ServiceMix」「Apache Synapse」「Celtix」の技術提携とコード共有を行っていくものだと話した。Celtixは、フランスに拠点を置くコンソーシアム「ObjectWeb」が運営するプロジェクトだ。

 同関係者によれば、よりまとまりのある統合製品を開発して、新たなプロジェクトが毎週のように現れ、混乱し始めているオープンソース分野のソフトウェア開発者の関心を引くことが、本提携の目的だという。オープンソースの統合ソフトウェアが広く利用されるようになれば、サポートを提供する組織は収益を伸ばすことができるかもしれない。なお統合製品は、ビジネスアプリケーション同士を結びつけるためのソフトウェア。

 WebサービスサイトLooselycoupled.comを開設し運営するPhil Wainewrightは、どちらが成功するかは、「市場の人気を見ていくことでおのずと明らかになるだろう。もちろん、こうしたソフトウェアが実際に製造されるようになるまで、はっきりとしたことは言えないが」と話し、「ただ、これら3つの取り組みが協力すれば、考えを共有しあって互いに向上することができるだろう。この勢いに乗れるか否かで、勝負は決まるはずだ」と続けた。

 公式発表は9月に行われる予定だと、関係者は述べている。この発表では、本提携にIona Technologiesや、ServiceMixのサポートサービスを提供する新興企業LogicBlazeが参与することも明らかにされるという。

 3つのプロジェクトはそれぞれ、統合に関して古くから存在している問題の異なる側面に対処するためのものだ。企業では、統合製品に年間何百万ドルという経費を投下している。統合製品を利用すると、ネットワークルータが複数の拠点間でパケットを転送できるのと同様、統合ブローカーの働きによってビジネス文書およびトランザクションのアプリケーション間転送が可能になる。

 例えば、注文入力システムが保有する顧客のオンライン購買情報を、データウェアハウスアプリケーションや顧客サポートアプリケーションに送るプログラムなどが可能になるのだ。開発者は、システム間で購入注文情報をやり取りするためのコードをわざわざ記述するよりも、ブローカーを利用してコネクションを確立し、「glue code」記述用の標準ツールを用いるようになっている。

 エンドユーザーの大半はこうしたソフトウェアプラミングに気付くことはないが、ビジネスアプリケーションの基盤となる信頼性の高いインフラストラクチャが必要なソフトウェア開発者やIT企業の幹部は、これに関心を抱いているとアナリストは指摘している。

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