アカマイとKLabは10月13日、共同で携帯電話網におけるストリーミング配信のフィールド実験を開始すると発表した。
実験は、第3.5世代および第4世代の携帯電話における本格的なモバイルブロードバンド環境でのストリーミング配信システムを検証することを目的としている。
アカマイのネットワークと、KLabが開発したFOMAシリーズ対応のストリーミング音声配信システム「モバラジ」を使用した、既存の第3世代携帯電話網の定額サービスにおける音声・動画のストリーミング配信実験となる。実験は10月中旬を予定している。
モバラジは、第3世代携帯電話でパケット通信を利用して、ラジオ番組のように音声を長時間配信できる。音声と同期して、URL、テキスト、1秒間4〜5コマ程度の動画も配信できる。