ヴァル研究所(鈴木和夫社長)はマウスで画面表示を動かすことができる路線検索サービス「駅すぱあと」の業務用システム「路線図ASP」を開発、12月15日から販売を開始すると発表した。
「駅すぱあと」で検索して表示された路線図の周辺などをマウスで自由に移動、再表示できる。マウスで移動した部分の路線図データだけを取り込み、追加で表示していくことでスムーズな動きを実現した。従来は、表示したデータと再表示のデータの両方を取り込んで表示していたため、スムーズな動きは難しかった。不動産物件の検索サイトでの物件検索サービスや人材派遣サイトでの派遣先検索サービスといった利用を想定している。
ヴァル研究所ではASP形式でサービスを提供する。価格は初期費用が84万00円、月額利用料は18万9000円。利用企業に合わせたオプションサービスも用意する。不動産業者や人材派遣会社などに販売し、初年度で50社の利用を見込む。