マイクロソフト、社団法人全国建設産業団体連合会、および全国のマイクロソフト認定の教育機関である「Microsoft Official Training School(MOTS)」は12月15日、中小建設企業のIT利活用促進に向けた啓発活動において協力すると発表した。
この施策は、マイクロソフトが2001年10月より中小規模事業所向けに展開するIT導入支援「全国IT推進計画」の一環。全国建産連とは2002年7月から統一歩調を取ってきたが、今回このスキームを拡大し、MOTSを含めて協力することで、全国の中小建設業のIT利活用をさらに促進する。
具体的には、マイクロソフト、全国建産連、およびMOTSの協力関係により、建設業界やCALS/ECの知識/ノウハウを持つ「WSCパートナーMOTS」が、全国建産連主催の会員向け「全国建産連公式 CALS/EC Microsoft Windowsスキルチェックセミナー」を2006年春より実施する。
3者は、今後3年間で約3万社をターゲットとして、中小建設業を対象に啓発活動を実施。マイクロソフトはまた、オリックスの協力で展開している中小規模事業所のIT投資に特化した金融サービス「全国建産連/マイクロソフト建設業向け IT推進ファイナンス」も提供する。