三菱電機と日本オラクルは1月23日、生産現場の効率向上のためのソリューションを共同提供することを発表した。
今回の発表で両社は、三菱電機の生産効率向上のためのFAシステム「e-F@ctory」と日本オラクルのミドルウェア製品群「Oracle Fusion Middleware」を連携させた。この連携で、工程管理・生産計画・品質管理を目的に蓄積されたデータを、リアルタイムに統合させ、いわゆる「見える化」することが可能になったという。
具体的には、e-F@ctoryの情報連携技術である「MESインタフェース」が、三菱電機のFA製品とオラクルのデータベースサーバ間を直接接続できるため、PCレス/プログラムレスでの連携を実現し、低コストで情報の「見える化」を推進できる。
今後両社は、同システムの拡販を目的に連携し、販売促進活動を行ってゆく。