自治体における情報セキュリティ管理に対する懸念、最大の懸案事項は職員意識

CNET Japan Staff 2006年03月01日 12時58分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 新電子自治体共同研究会(価値総研、第一法規、ガートナージャパン)は2月28日、自治体の情報セキュリティ管理において、機密情報、PCや記憶媒体の漏洩、盗難、紛失と自然災害に対する懸念が高まっていると報告した。

 この調査は、2005年9月から10月にかけて、全国の自治体を対象にアンケート方式により実施されたもの。回答数は920自治体で、回収率は41.1%となっている。

 その結果、最大の懸念事項は、「職員の低い意識」で、回答自治体の60.7%が選択した。なお、2004年の調査結果では72.9%。これと比べると10ポイント以上低下しているものの、依然として深刻な懸念となっている。

 2004年と比較して高まったのは、漏洩、盗難、紛失に関係した事項と、自然災害に関連した事項。中でも自然災害への懸念は増大した。これは、新潟県中越地震や観測史上最大の台風上陸などが契機になったものとみられる。

 ガートナーでは、漏洩、盗難、紛失や自然災害に対する情報セキュリティ管理体制が自治体に対しても厳しく問われるようになった今、「災害復旧・事業継続」が大きな課題になるとみている。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
セキュリティ

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
ITアナリストが知る日本企業の「ITの盲点」
シェアリングエコノミーの衝撃
デジタル“失敗学”
コンサルティング現場のカラクリ
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「展望2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
エンドポイントセキュリティの4つの「基礎」
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
ネットワークセキュリティの要諦
セキュリティの論点
スペシャル
エンタープライズAIの隆盛
インシュアテックで変わる保険業界
顧客は勝手に育たない--MAツール導入の心得
「ひとり情シス」の本当のところ
ざっくり解決!SNS担当者お悩み相談室
生産性向上に効くビジネスITツール最前線
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell Technologies World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
吉田行男「より賢く活用するためのOSS最新動向」
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]