PSCとマイクロソフトは3月6日、協業して中小規模企業向けホスティングサービスの提供を開始すると発表した。協業の第1弾として、PSCは、電子メールを基盤とした共有型情報ホスティングサービス「P-BERRY」を4月3日から提供する。
P-BERRYは、マイクロソフトの提供するMicrosoft solutions for Hosted Messaging and Collaboration Ver3.5を日本で初めて採用し、高いセキュリティを確保しながら、電子メール、企業内文書管理、モバイルアクセスを統合した中小規模企業向けのグループウェアホスティングサービスだ。PSCのデータセンターで運用されるP-BERRYに加入することにより、自社内サーバを保有することなしに、初期設備コストやシステム運用管理コストを削減しながら、Exchange Server、Office Systemが連携した情報共有環境を利用できるようになる。さらに、ウイルス対策、迷惑メール対策といったセキュリティの強化、メールのバックアップ、復元といった企業コンプライアンス対策を強化できるとしている。P-BERRYの加入はウェブサイトから、料金は月額課金制で1ユーザー1500円からとなっている。
PSCは、P-BERRYを中小規模企業に提供していくとともに、再販事業者にプラットフォームのOEM供給を通じて、全国エリアでサービスを展開していく。また、マイクロソフトは、P-BERRYの基盤システムに対する技術支援をするとともに、中小規模企業へマーケティング活動を共同で展開していくとしている。