日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は4月14日、小売店から無線ICタグ(RFID)対応を求められている製造業向けに、製品出荷のRFID化を支援するソリューションサービス「HP RFIDコア・インテグレーション・パッケージ(HP RFID-CIP)」の提供を開始した。出荷業務へのRFID導入コンサルティングとシステム構築支援を行うほか、RFIDタグ付け出荷に必要な機材を一括提供する。
日本HPは同サービスを通じ、出荷業務プロセスへのRFID導入コンサルティングを提供する。具体的には、小売店側の要請から作成したRFID対応業務およびシステムの例と、現状の業務およびシステムを分析し、差異を明確化する。これにともない、RFID対応業務プロセスとその実現方法の策定、必要な機器の選定、実証実験を行う。
ラベルプリンタ、リーダー、ライター、読み取りゲートなどRFID関連機器の一括提供や、RFID出荷システムの構築、導入にも対応する。さらに、オプションでRFIDタグラベルも提供する。
HP RFID-CIPの価格は、RFID導入コンサルティングが480万円から、RFID対応機器一式の提供が700万円から。RFIDシステムの構築、導入作業は、個別見積もりとする。