日本ヒューレット・パッカード(日本HP)とデータリンクは6月21日、メインフレームシステムからオープンシステムへの移行にかかわる事業で協業すると発表した。
両社は、メインフレームで構築された資産をJavaなどで利用可能とするため、移行作業に向けたシステム分析、計画立案、設計、システム構築サービスを共同提供していく。
具体的には、日本HPがデータリンクのCOBOLプログラム分析ツール「ModernArch ReDocument」やCOBOLプログラム変換ツール「ModernArch ReArchitect」を利用し、各種サービスを提供する。一方、データリンクは、日本HPのUnix OS「HP-UX」をModernArchの第一優先推奨プラットフォームとして利用する。
なお、日本HPはこうした取り組みを「メインフレーム・オルタナティブ(MFA)プログラム」と名付け、推進するとしている。