ダッソー・システムズは6月22日、V5 SOA(Service Oriented Architecture)戦略を発表した。
この戦略は、同社のPLMソリューションをパートナー企業がオンデマンドなコラボレーティブPLM(Product Lifecycle Management)サービスを本格的に提供していくための土台となるもの。既存のCAA V5アーキテクチャを拡張し、ネットワーク化。ユニークな3Dコラボレーティブ・アプリケーションを実現する。
V5 SOAは、「V5 SOA コラボレーティブ・ユーザー・エクスペリエンス」「V5 SOA ビジネス・プロセス・モデリング&エクゼキューション」「V5 SOA IPモデリング、インテグレーションおよびマネージメント」「V5 SOA エンタープライズ・ファウンデーション」(検索、コラボレーションなど)「V5 SOA オープンネス」(Webサービス、3D XMLなど)の5つの機能から構成される。
また同社は、V5 SOAアーキテクチャを採用し、オンライン上で瞬時の3Dコラボレーションを実現する「ENOVIA 3D Live」も発表している。
ENOVIA 3D Liveは、ウェブ上で利用できる軽量アプリケーション。だれもが時間や場所を問わず、3Dサーチ、3Dナビゲーション、 3Dコラボレーションといった機能を利用でき、あらゆるPLM情報ソースに安全に接続することを可能にする。