NEC、DWH専用装置「Netezza Performance Server」を発売

ニューズフロント

2006-07-15 00:24

 NECは7月14日、米Netezzaのデータウェアハウス(DWH)向け装置「Netezza Performance Server(NSP)」の販売を開始した。DWHで必要とされるサーバ、データベース、ストレージの機能を1台でカバーできる。税別価格は4000万円台からとなる。

 NSPは、DWHの基本構成要素となるサーバ、データベース、ストレージという機能をまとめて提供する専用装置。「NPS8150z」というモデルの場合、1台に112個のデータ検索処理専用システム(SPU)を搭載し、Netezzaの非対称型並列処理技術などにより、「テラバイト級の大容量データを、他社の大規模DWHシステムと比べ最大50倍の速度で分析できる」(NEC)という。

 NPSはストレージも装置の一部として提供するため、ストレージ構成管理などが不要となり、運用および保守コストの削減につながる。データ分析に使うビジネスインテリジェンス(BI)ツール向けインターフェースを公開しており、ユーザーは使用するBIツールを選べる。

 NECでは、今後3年間で50システム、30億円の販売を目指すとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]