デルは7月18日、第9世代となる業界標準x86サーバ「PowerEdge」シリーズにおいて、インテルのXeonプロセッサ5100番台を搭載したサーバ製品およびミッドレンジNAS製品を、同日より出荷開始すると発表した。
出荷が開始されるのは、x86サーバ「PowerEdge 1950/1955/2900/2950」および、ミッドレンジNAS「PowerEdge 2900/2950 Storage Server」だ。いずれもデュアルコアCPUであるインテルXeon 5100番台(コードネーム:Woodcrest)を搭載し、最大1333MHzのFSBに対応。FBD DDR2メモリ、ホットスワップが可能なシリアルSCSIやシリアルATA II、TCP/IP Offload Engine(TOE)対応NICなどの実装により、従来と比べて最大152%のパフォーマンス向上と最大25%の消費電力低減を実現しているという。また、ワットあたりのパフォーマンスでは最大169%の向上が可能だとしている。
x86サーバの詳細と税込価格は、1Uラック型サーバ「PowerEdge 1950」が28万2870円より、ブレード型サーバ「PowerEdge 1955」が22万1550円より、タワー/5Uラック型サーバ「PowerEdge 2900」が26万8170円より、2Uラック型サーバ「PowerEdge 2950」が28万8120円より。
ミッドレンジNASについては、RAS(Reliability、Availability、Serviceability)を備えるタワー/5UラックNAS「PowerEdge 2900 Storage Server」、クラスタ構成に対応した2Uラック型NAS「PowerEdge 2950 Storage Server」というラインアップだ。なお、PowerEdge 1955に関してはXeon 5000番台を搭載したモデルもあり、こちらの価格は20万3700円からとなっている。