アリエル・ネットワークは10月10日、プロジェクト管理ソフト「アリエル・プロジェクトA」の最新版となるバージョン4.6を公開した。
アリエル・プロジェクトAは、企業や組織の壁を越えて、手軽にプロジェクトのデータや進捗情報を共有することができるプロジェクト管理ソフト。今回の4.6では、6月に募集したモニター企業100社から寄せられた要望やアドバイスを反映し、機能の変更・強化を行ったという。
主な変更点としては、各タスクやToDoにおいて作業時間の見積や実績を記入できる簡易工数管理機能や、ルームメンバー全員のToDoを一覧できるToDoのグループ表示機能、メンバーのタスクを開示レベルによってマスクして表示する機能などを実装することで、プロジェクトマネージャーだけでなくプロジェクトのメンバー個人個人が、自分のタスクやプロジェクトの進捗状況や作業実績を手軽に確認・管理できる仕組みを強化した。
これらの機能追加により、プロジェクトメンバーは、自分のToDoリスト画面においてプロジェクトのタスクや各自のToDoを一括して管理することができ、定期的に自らの作業にかかった時間を測定・確認を行うことで、効率的なプロジェクトの進捗管理に貢献することができるようになったとしている。
また、それ以外にも、全てのデータにおいて更新履歴機能を追加し、メンバーのデータの編集作業をより正確に把握することができるようにしたほか、各アプリケーションの動作・表示速度の改善や、データの一覧表示や作成画面の使い勝手の改善を行ったとしている。
価格は年間契約ライセンスが1万2600円からとなっている。また、アリエル・プロジェクトAのバージョン4を利用しているユーザーは、無料でバージョン4.6にアップデートすることができる。