アリエル・ネットワーク、P2Pグループウェアの管理や制御が容易になるサービスを顧客に提供

藤本京子(編集部)

2005-07-28 19:05

 アリエル・ネットワークは7月28日、同社が提供するPtoP型の情報共有ソフト2製品「アリエル・プロジェクトA」および「アリエル・マルチスケジューラ」の顧客を対象に、両製品の管理や制御を容易にするサービス「アリエル・管理サービス」をASPとして提供開始すると発表した。

 アリエル・プロジェクトAは、PtoP型のプロジェクト管理ソフトウェアで、アリエル・マルチスケジューラは、プロジェクトAと互換性のある無料のスケジュール管理ソフトウェアだ。これまでこれらのソフトウェアにおいて、システム管理者が詳細な管理設定を行うことはできなかったが、アリエル・管理サービスでは管理設定画面をASPで提供することになる。プロジェクトAの契約者や、マルチスケジューラの有料サポートサービス契約者であれば、追加料金なしで管理サービスを利用できる。

 管理サービスを利用すれば、サーバなしで手軽に情報共有できるというPtoPの特徴を生かしつつ、プロジェクトAやマルチスケジューラにおける利用者権限の制限や管理が簡単にできるようになる。同サービスで利用可能となる主な機能は、以下の通りだ。

  • 利用状況確認機能
    管理対象となるユーザーが利用しているバージョンやライセンスキーなどの情報が確認できる
  • ルームメンバー制限機能
    管理対象ユーザーと管理対象外ユーザーとの情報共有を制限できる
  • ルーム作成制限機能
    ユーザーごとに、情報共有できる場所(ルーム)の作成許可を与えたり、ルーム作成に制限をつけたりできる
  • 社内限定通信機能
    管理対象ユーザーが社外と通信できないよう制限できる

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  4. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

  5. ビジネスアプリケーション

    急速に進むIT運用におけるAI・生成AIの活用--実態調査から見るユーザー企業の課題と将来展望

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]