日本HP、日立の水冷システムを搭載したハイエンドWSを発表--図書館並みの静けさ

ニューズフロント

2007-01-30 21:06

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は1月30日、ハイエンド新型ワークステーション「HP xw9400/CT Workstation」の販売を2月8日に開始すると発表した。日立製作所の水冷システム「デュアルCPU対応高性能水冷システム」を搭載する ことで、非常に高い静音性と安定稼働を実現したという。税込み価格は58万8000円か らとする。

 xw9400/CTは、水冷システムの採用により、空冷方式の製品に比べ3dbから10db 静音化できる。高負荷時でも、騒音をアイドル時と同等の約26dbに抑え、「図書館や テレビ収録スタジオ並みの静けさ」(日本HP)を提供する。

 プロセッサは、動作周波数2.8GHzのデュアルコアAMD Opteron 2000を2個搭載す る。クロック周波数533MHzのDDR2メモリに対応しており、2007年春ごろ発売する予定 の8GバイトDIMMを利用すると、最大64Gバイトまで増設可能。今後、クアッドコア版 プロセッサや800MHzメモリにも順次対応する。

 ハードディスクは、SATA対応品を最大6台、SAS対応品を最大8台搭載できる。グ ラフィックスカードは2枚利用可能で、各カードに16レーンのPCI-Expressを用意して いる。

 選択可能なOSは、Red Hat Enterprise Linux WS 3 Update8、Red Hat Enterprise Linux WS 4 Update4 32bit/64bit、Windows XP Professional x64 Edition、Windows Vista Businessとなっている。

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