Microsoftは米国時間2月20日、同社の仮想化ソフトウェア「Virtual PC 2007」の最新版を発表した。同ソフトウェアは、Microsoftのウェブサイトからダウンロード可能になる予定で、「Vista」向けに最適化されているため、ユーザーはWindowsの最新版であるVistaで、以前のバージョンのOSを稼働することができる。「Windows Vista Enterprise Edition」を利用するボリュームライセンス顧客は、Windowsの仮想インスタンスを最大4つまでPCに追加することができる。Virtual PCは無償でダウンロード可能だが、Windowsの各バージョンに対してはライセンスが必要となる。
Microsoftは、Vistaへの移行を容易にする各種ツールの最終版についても発表した。ツールには、企業が既存PCのうちのどれをVistaにアップグレードすべきかを評価することを支援するハードウェア評価アドバイザなどがある。他には、アプリケーション互換性ツールキットや、企業が多数のVista搭載PCのプロダクトキーをアクティベートし、管理することを支援するツールなどがある。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ