インテル、低消費電力版4コア「Xeon」の出荷を開始へ

文:Tom Krazit(CNET News.com) 翻訳校正:編集部

2007-03-12 20:45

 Intelは米国時間3月12日、最大消費電力を50Wに抑えた新型4コア「Xeon」プロセッサ2種類の出荷を開始することを計画している。

 Intelは先ごろ、サンフランシスコで開催された報道機関向けの会見で、2種類の新型チップに関する計画について説明していた。両チップともIntelが提供するそのほかの4コアプロセッサより排熱性能が大幅に向上しており、サーバにより多くのチップを搭載することが可能になる。従来のプロセッサ製品は、最大消費電力が80W〜120Wとなっている。

 一方でAdvanced Micro Devices(AMD)は、電力効率に優れたサーバプロセッサの製品群を発売している。同製品群の最大消費電力量は68Wとなっている。近年、企業内のIT部門が、電力消費効率の悪いサーバ製品が電気料金に与える影響について理解し始めたため、ワットあたりの性能が、サーバ市場で非常に注目を集めるようになってきている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]