Liberty Allianceは6月27日、HP、Intel、NTT、Symlabsの各社が、さまざまなクライアントデバイスのアイデンティティ情報を管理することを目指して設計されたLiberty Allianceの新仕様「Advanced Client」の相互運用性を実証したことを発表した。
この発表は、Advanced Clientの仕様が基本的な要件を満たし、相互運用性のある実装が可能なことを確認することを目的に、Liberty Allianceのテクノロジエキスパートグループ(TEG)が行った試験で実証されたもの。Advanced Client仕様最終版のリリースは、2007年夏になる予定という。
今回の予備試験において、HP、Intel、NTT、Symlabsの各社は、オンラインおよびオフラインでのシングルサインオン、Webサービスへのセキュアなアクセス、デバイスレベルの完全なプロビジョニングライフサイクルなど、Advanced Client仕様の相互運用性と主要機能を実証した。
クライアント仕様およびロードマップの詳細は、Liberty Allianceのウェブサイトで紹介されている。