日本IBMは7月25日、同社の最新プロセッサ「POWER6」を搭載した、ミッドレンジサーバのハイエンドモデル新製品「IBM System i 570」を発表した。
IBM System i 570は、POWER6/4.7GHzを1-16Wayで搭載可能。OSとしては、i5/OS V5R4、AIX 5.2/5.3、SuSE、Red Hat Linuxに対応する。同社の発表では、従来のPOWER5プロセッサ搭載モデルに比べ、2倍のパフォーマンス、約2.7倍の価格性能比、1.7倍のエネルギー効率の改善を実現しているという。
System i独自の統合された管理機能を利用できるほか、プロセッサやメモリの利用量に応じた課金を行う「キャパシティ・オン・デマンド(Capacity on Demand、CoD)」に対応する。
IBM System i 570の価格は、最小構成の6227万円より。出荷開始は9月14日。