マカフィーは、クライアントマシンからの機密データ損失を監視、防止し、管理者に完全な可視性と制御を提供する情報漏えい対策「McAfee Data Loss Prevention (DLP) Host」を9月28日より発売すると発表した。
同製品は、マカフィーが7月に発表したゲートウェイ用情報漏えい対策アプライアンス「McAfee Data Loss Prevention(DLP) Gateway」と相互に補完することにより、包括的な情報漏えい対策ソリューションを実現する製品。
アクセスした情報の不正な転用を防止するため、守るべき情報そのものに「タグ」という認識コードを付与することで、情報全体はもちろんテキストベースでのデータ保護が可能となる。また、エージェントが配備されたパソコンであれば、職場だけでなく自宅、出張先での機密データの漏えいも監視、防止が可能となる。
圧縮や暗号化、「別名での保存」などによってデータが偽装されていても、ネットワーク、アプリケーション、リムーバブル ストレージ デバイスを介した漏えいを阻止できる。さらに、「McAfee ePolicy Orchstrator」との連動により、各種セキュリティ対策を統合管理し、情報漏えいがもたらす財務損失、ブランド毀損、市場での信用失墜、競争の阻害、コンプライアンス不遵守のリスクから企業を守ることができるとしている。