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潤いを創造し、豊かさに貢献する−サッポログループ - (page 2)

宮本利明

2007-09-28 09:00

  

学生社員制度

  

 同社グループの外食事業を担うサッポロライオンの取り組みは、大変ユニークだ。現在、東京都などの都心部で生活するのに毎月約十数万もの費用がかかるという。そのような経済的理由で、大学や専門学校への進学を断念せざるを得ない学生向けに、アルバイトをサッポロライオンですることを条件に、食費と家賃を込みにして安価で寮を提供する「学生社員制度」を展開してきている。有能なアルバイトを確保できることもあり、サッポロライオンは1978年からこの制度を実施し、2000名を超える学生がこの制度を利用している。

  

 しかし実際には学生を卒業しても「そのまま入社いただくケースは少ない」という。多くのCSR活動がある中で、18歳〜22歳に対する、この年代への取り組みは滅多に聞かないだけに、継続していく意味があるのではないだろうか。

  

男は黙ってサッポロビール

  

 サッポロビールではワークライフバランス(仕事と家庭の調和)の観点から、女性に限らず男性にも、育児休業を推進している。制度を開始した当初は管理部門の男性がまれに取得する制度で、営業部門が取得する雰囲気はなかったそうだ。しかし2007年8月に、営業部門の男性が2人、育児休業を取得した。CSR部としては「制度を利用することに会社も社員も理解できた証だ」と喜んでいる。

  

 「伝統は変わるもの」――。伝統にこだわらず、時代に合った形で良いものを積極的に取り入れてきたからこそ、時代と共生してきたサッポログループは「安全・安心・満足」から消費者の信頼を得ている。

サッポロホールディングス株式会社 CSR部 CSR推進 グループリーダー 福地 潤子氏 サッポロホールディングス株式会社 CSR部 CSR推進 グループリーダー 福地 潤子氏

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