ウィルコムおよびウィルコム沖縄は10月下旬、内線番号をそのまま利用し、オフィスの電話とウィルコムのPHS間の音声通話を定額にするサービス「W-VPN」を発売する。企業の通信コスト削減や業務効率化が可能として売り出す。
W-VPNを利用するためには、ウィルコム定額プラン、もしくはウィルコムビジネスタイム定額トリプルプランへの加入が必要。費用は、BRI(ISDN基本インターフェース)回線で1回線あたり月額5250円、専用回線初期設置費用として1BRI回線あたり1万500円。W-VPN内線オプション料金は、1回線あたり315円、初期登録費用が1050円になる。
なお、W-VPNを利用するためにはVPN内線機能を搭載したウィルコムの電話機が必要になる。サービス開始時点では、日本無線製「WX220J-Z」が利用できる。
同社では「企業の内線網の交換機(PBX)とウィルコムのネットワークをダイレクトに接続することで、通信コストの削減や業務の効率化を図る」としている。