編集部からのお知らせ
「半導体動向」記事まとめ
「リスキリング」に関する記事まとめ

IBM、企業向けマッシュアップビルダ「Mashup Starter Kit」をプレビュー公開

文:Martin LaMonica(CNET News.com) 翻訳校正:編集部

2007-10-10 14:32

 IBMは米国時間10月9日、プロのプログラマーではない一般のビジネスマンがウェブアプリケーションを開発できるツールキットをリリースした。

 「Mashup Starter Kit」というこのキットは「QEDWiki」ツールのアップデート版となる。これを使えば、一般のビジネスマンでも、ウェブ情報や社内データベースにアクセスしてさまざまな場所に保管されている情報を1つの画面に統合するマッシュアップアプリケーションを構築することができる。

 同社は企業を顧客としており、ビジネスマン自身がさまざまな情報源を活用するアプリケーションを開発可能になるということに大きな可能性を見ている。

 たとえば、保険外交員であれば、気象予報と社内の料率情報を組み合わせて保険料のモデルを作るといった応用が考えられる。

 Mashup Starter Kitには、「Mashup Hub」というサーバコンポーネントとが含まれている。これは社内データベースにあるデータの参照を支援するコンポーネント。QEDWikiツールは、データにアクセスし、組み合わせるための視覚的に使えるフロントエンドだ。

 IBMで新興技術担当ファーストプレジデントであるRod Smith氏によると、顧客と接触している中で、コンテンツへのアクセスがフロントエンド編集ツールに劣らぬほど重要であることに気づいたのだという。

 Smith氏は、「Hubは、フィードを登録して評価できるWeb 2.0サイトにようなもので、必要なものがすべて載っているカタログだ。そういうものとしてHubを構想した。現場の人間は情報を統合するだけでなく、情報の鮮度なども管理したいのだ」と述べる。

 このアプリケーションはスクリプト言語PHPで書かれており、利用者はPHPを使って、アクセス可能なフィードをカスタマイズすることができる。

 製品はまだプレビュー段階にあるため、同社のalphaWorksサイトからダウンロードできる。同氏によると、2008年第1四半期には一般に提供される見込みである。

 誰でもアプリケーションを開発できるというのは長年の夢だが、成功した例はほとんどなかった。

 しかし、マッピングアプリケーションなどのWebサービスや強力なフロントエンド開発言語の登場で、プロの開発者の手を借りなくても、一般の人が強力なプログラムを開発できるようになっている。

Swiss Beat 提供:SwissArmy.com

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 開発

    なぜ、コンテナー技術を使うことで、ビジネスチャンスを逃さないアプリ開発が可能になるのか?

  2. セキュリティ

    2022年、セキュリティトレンドと最新テクノロジーについて、リーダーが知っておくべきこと

  3. ビジネスアプリケーション

    全国1,800人のアンケートから見えてきた、日本企業におけるデータ活用の現実と課題に迫る

  4. 運用管理

    データドリブン企業への変革を支える4要素と「AI・データ活用の民主化」に欠かせないテクノロジー

  5. 経営

    テレワーク化が浮き彫りにしたリソース管理の重要性、JALのPCセットアップを支えたソフトウエア

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]