「Asterisk」にDoS(サービス拒否攻撃)とシステムアクセスの脆弱性

荒浪一城

2007-10-15 14:58

 11日(デンマーク時間)、SecuniaはオープンソースのIP-PBXである「Asterisk」にDoS(サービス拒否攻撃)とシステムアクセスの脆弱性が発見されたと公表した。影響度は、5段階中上から3番目の「Moderately critical」に位置づけられている。

 脆弱性は、ボイスメールメッセージの処理のためにIMAP特有のコードのなかでのエラーの影響で引き起こされる。攻撃はContent-Typeまたは、Content-Descriptionの組み合わせが1024文字以上より長い特別に作成されたボイスメールメッセージが送信されたときバッファオーバーフローの原因により引き起こされる。この脆弱性は、1.4.13以前の1.4.xバージョンで報告されいる。

  • 影響を受けるバージョン
    • Asterisk 1.x
  • 解決策:
    • バージョン1.4.13にアップデートすること

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