ベンチマークテスト
テストの内容は前のテストと同じで、ファイルの移動、圧縮および解凍を行った。テストで使うファイルを2セット用意した。
- 664Mバイトのファイル1つ
- 1つのフォルダ内に10のフォルダがあり、その中に合計500のファイルが入っている(総容量は995Mバイト)
この2通りのファイルで、次のテストを実施した。
- ドライブ内コピー
- 圧縮フォルダへのファイル追加(Windows標準の圧縮機能を利用)
- 圧縮フォルダからのファイル取り出し(Windows標準の解凍機能を利用)
- 1Gビットのイーサネット接続で、ネットワーク上の共有マシンにファイルを送信(送信先のシステムはVista SP1)
- 1Gビットのイーサネット接続で、ネットワーク上の共有マシンからファイルを取得(取得元のシステムはVista SP1)
- USB接続の外付けハードディスクにファイルを保存
- USB接続の外付けハードディスクからファイルを読み込み
さらに、起動時間も測定した(ブートローダから、デスクトップが利用可能になるまでの時間を「起動時間」とした)。
各テストは4回ずつ行い、そのうち一番悪かった数値を除き、残り3回の数値の平均値をテスト結果とした。
テスト中は、Microsoftが提供しているVista SP1ベンチマークのガイドラインに厳密に従った。このガイドラインは、私がSP1のコードに触れる以前にMicrosoftから提供されたものだ。