パナソニックがフィリピンに工場を設置したワケ(ZDNet Japanブログより)

若井 直樹

2008-03-04 18:48

 フィリピン最大のモールである「Mall of Asia」には、サイエンス・パークが設置されている。ここでは、体の仕組み、ロボットの歴史などが学べ、プラネタリウムのような設備で天体について学ぶことができる。サイエンス・パークの入場料は、大人一人330ペソだったと思う。

 400ペソという金額だが、一般的なワーカーの昼食代がおおよそ60ペソから80ペソ、マカティ市の最低賃金が日給で390ペソくらいであることを考えると、とんでもなく高いといえる。子供たちをここへ連れて行きたいがために、親兄弟はとんでもなく苦労することになる。

 チャットなどでいろいろな人々と話していると、多くの人が海外で仕事をしたがっている。中には、本当にこの国を捨てたいと思っている人すらいるのだ。優秀な頭脳、優秀な働き手から、海外に流出している。もしこの国が、雇用と社会システムを改善できなければ、本当にとんでもないことになるのではないかと危惧する。

全文はこちら--「アジアIT通信」

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]