編集部からのお知らせ
オススメ記事選集PDF:MAツールのいま
「これからの企業IT」の記事はこちら

オリンピックがテーマのトロイの木馬、すでに13件が発見

文:Robert Vamosi(CNET News.com) 翻訳校正:湯木進悟

2008-04-24 07:39

 あるセキュリティベンダーによると、またもや犯罪行為を働くハッカーは、悪意のあるソフトウェアを犠牲者のPC上に埋め込むために、世界的なイベントをターゲットにしている。

 MessageLabsは、この6カ月以内に、「北京2008オリンピック聖火リレー」や「国内オリンピック委員会と観戦チケット販売エージェント」といった件名の電子メールと関連する、少なくとも13種類の新たなトロイの木馬プログラムを発見した。

 MessageLabsの関係者は、ハッカーの電子メールメッセージが、zip圧縮の添付ファイルにMicrosoft Officeのデータベースファイルを埋め込んで発信されていることが問題であると伝えている。Microsoftは、最近のセキュリティ勧告で、Windows VistaまたはWindows Server 2003を用いていない顧客は、乗っ取られたマシンに、攻撃者がリモートから完全にアクセス可能となる危険性があると警告した。

 悪意のあるコードが1度インストールされてしまうと、攻撃者は個人情報を盗み出すことができるようになる。さらにMessageLabsは、悪意のあるコードの作成者が、1バイトのXORキー、その他の複数XORキー、ROR、ROL、ADD、SUBフォーマットなどを用いて、フォーマットを変更してくる危険性も予測している。

 しかしながら、こうした電子メールは、無作為に発信されているのではない。MessageLabsは、トロイの木馬が、企業ネットワークへのアクセスを手に入れるため、特定組織内の個人を狙って仕掛けられていることを明らかにした。この手法は「スピアフィッシング」としても知られている。

 個人ユーザーを狙った脅威とは対照的に、この種の攻撃は、企業に対する脅威ともなっているようだ。

 MessageLabsの調査では、スイスの国際オリンピック委員会から送られていると騙る電子メールが多いものの、実際は大半が、アジアを拠点とするIPアドレスになっているという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    AWSが提唱する、モダン分析プラットフォームのアーキテクチャと構築手法

  2. クラウドコンピューティング

    AWS資料、ジョブに特化した目的別データベースを選定するためのガイド

  3. セキュリティ

    Zero Trust Workbook--ゼロ トラストの先にある世界を知るためのガイダンス

  4. セキュリティ

    「ゼロトラスト」時代のネットワークセキュリティの思わぬ落とし穴に注意せよ

  5. クラウドコンピューティング

    データ駆動型の組織でビジネスの俊敏性を実現するには?戦略的な意思決定とイノベーションを両立へ

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]