Appleは「Leopard」の最新版「Mac OS X 10.5.4」をリリースした。Leopardが2007年10月にリリースされて以来、4度目のアップデートだ。
Mac OS X 10.5.4にはいつものようにバグの修正とセキュリティ更新が含まれているが、最も注目すべきは「iCal」の修正だ。例を挙げると、このアップデートでiCalは利用者に通知なしにイベントを消去することがなくなる。またAppleによると「iCalの信頼性が全般的に改善される」。ほかに「Airport」と「Spaces & Expose」にもアップデートが加えられる。
MacRumors.comによると、このアップデートは6月のWorldwide Developers Conference(WWDC)で披露された、「.Mac」を引き継ぐ新サービス「MobileMe」をAppleがリリースする下準備だという。
ほかに、「Safari」やほかの問題に関するセキュリティ関連の修正もいくつか入っている。Mac OS X 10.5.4へのアップデートは、これから「Software Update」のポップアップを通じて通知されるほか、Appleのサイトを訪問すればダウンロードできる。
興味がある人向けに報告しておくと、Mac互換機であるPsystarの「Open Computer」でSoftware Updateを実行したところ、予想どおり、使用できるアップデートのリストにMac OS X 10.5.4は表示されなかった。当記事を執筆している太平洋夏時間(PDT)6月30日のおおよそ午後2時時点では、Psystarはまだサイトにこの最新アップデートを掲載していない。Open Computer版の最新アップッデートの提供にはしばらく時間がかかるかもしれない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ