毎日1度は強い雨が降るようになった。たまに雷が鳴ったりすると、電力供給が不安定になったり、ケーブルテレビで移らないチャネルがでたり、と気が長くないと過ごしにくくなるのがこの季節である。日本では、「iPhone 3G」の発表で沸き立っているようだ。CNETやZDNETのブログでも、使用感や製品の位置づけを巡って、雑多な書き物があふれている。
フィリピン人は、ブランド好きに加えて新しい物好きだ。以前から、Auやソフトバンクが提供しているシャープ製のカメラ付き最新携帯を持ち帰っては、 SIMロックを外してSMARTやGlobeのSIMを差し込んでは使っている。「iPhone」もその一つだ。こちらで購入すると25,000ペソ、日本円で約66,000円は必要。同時にこの国では、Apple製のラップトップやiPODはリッチであるという証明のようなもので、高値の花であり、持ち歩いているだけで自慢になる。