Visual Studio 2008 SP1:なぜ「VS 2009」と命名しなかったのか?

文:Mary Jo Foley(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:菊地千枝子 2008年08月12日 04時19分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Microsoftが米国時間8月11日に製造工程向けリリース(RTM)した「Visual Studio 2008 Service Pack(SP)1」は、単なるフィックスやパッチの寄せ集めではない。

 VS 2008 SP1――そしてそれに付随する「.Net Framework 3.5 SP1」――には、ADO.Net Data Services(「Astoria」)から(汚名を被った).Net Entity Frameworkの初バージョンまで、新たな機能も満載されているのだ。SP1にはまた、先週Microsoftが仕上げたばかりのSQL Server 2008のVS 2008サポートも追加されている。

 なぜこのSP1を例えば「Visual Studio 2009」のように、新リリースだと言ってしまわないのか?筆者はこれをPartner Product Unitマネージャーを務めるShanku Niyogi氏に質問した。

 「まだ多くのバグのフィックスや改善が必要だから」と同氏はシンプルに答えた。

 SP1は新しい種類のアプリケーションへのサポートを追加するというよりも「より優れた近代的な方法でアプリケーションを構築するための新しい構成要素」を提供するためのものであるとNiyogi氏は説明した。

 (VSチームもまた、顧客の強い要請を受けて、Microsoftの他チームが免れようとしている毎年リリースのアップデートサイクルを守ることに乗り気でないのだと筆者は踏んでいる。)

 最新バージョンに関心のある開発者は、Microsoft Download CenterからVS 2008 SP1.Net Framework 3.5 SP1を11日よりダウンロードできる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
経営

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
ハードから読み解くITトレンド放談
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
Gartner Symposium
企業決算
ソフトウェア開発パラダイムの進化
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化