かつて、Windowsの悪夢の時代にはびこっていた、Microsoftのブルースクリーンを懐かしくは思わないだろうか?その気持ちをため込んでおく必要はない。このガイドでは、自分のPCであの悪名高いエラーを再現する方法を説明する。
注意:まず作業内容を保存すること。この手順を実行すると、あの懐かしいブルースクリーンモードになり、マシン全体が動かなくなる。この強力な手段を使ってしまうと、作業に戻るには再起動するしかない。
われわれはVistaでしか試したことがないが、この手順は、Windows XPでもWindows Vistaでも動作するはずだ。
まず、Windowsのレジストリを編集する。Windows XPユーザーは、画面左下にある「スタート」メニューをクリックし、続いて「ファイル名を指定して実行」をクリックする。Windows Vistaユーザーは、画面左下にある「スタート」メニューをクリックし、コマンドボックスで「run」と入力する。そして、「REGEDIT」と入力するとWindowsのレジストリが編集できる。
ここで、かなり大きなツリーパスを辿らなくてはならない。パスは次の通りだ。
HKEY_LOCAL_MACHINE\\SYSTEM\\CurrentControlSet\\Services\\i8042prt\\Parameters
「DWORD」値をレジストリに新規に作成する
「Parameters」ディレクトリに到達したら、新規に「DWORD(32ビット)値」を作成する。この値の名前を「CrashOnCtrlScroll」と指定し、この新しいエントリを右クリックして「修正」をクリックする。そして値のデータを「1」に変更する。
値のデータを「1」に設定する
レジストリエディタを閉じて、マシンを再起動する。マシンの再起動が終わったら、「Ctrl」キーを押しっぱなしにする。この際、左側の「Ctrl」キーではこの機能は作動しないので、右側のキーを使う。そして、「Scroll Lock」キーを2回押す。
これで、ブルースクリーンが表示されたはずだ。
再起動後、(右側の)Ctrlキーを押したまま、Scroll Lockキーを2回押せば、ブルースクリーンが表示される
作業に戻るためには、マシンを再起動する必要がある。
ブルースクリーンを見たいというのは、どんな場合だろうか。われわれは、リモートからのリカバリーと管理のためのツールの機能をテストするためにこれを使った。詳細については、近く記事を掲載する。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ