Nielsen Onlineの米国時間11月25日付けの発表によると、米国のインターネットユーザーたちが2008年10月に実施した検索数は、前年同期より2%減少したという。また最も頻繁に使われた検索サイトはGoogleだった。
Nielsenによると、米国における同月の検索数は前年同期比2%減の77億8000万件。Googleは、検索数が前年同期比8.1%増の47億6000万件で、61.2%の市場シェアを獲得した。
検索クエリの単語に基づいたテキスト広告を提供するGoogleにとって、検索は利益性の高い事業。YahooとMicrosoftはこれに追いつこうとしのぎを削るものの、芳しい成果を上げていない。
Yahooの検索数は前年同期比12%減の13億1000万件、Microsoftは前年同期比19%減の8900万件に落ち込んだ。
Nielsenによると、大手検索企業の3社とも、9月の方が10月より多くの検索件数を確保していたという。各社の9月における検索数はGoogleが48億3000万件、Yahooが14億6000万件、Microsoftが9500万件で、総検索数は80億9000万件だった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ