シマンテックは、企業における情報漏えい防止(Data Loss Prevention:DLP)ソリューションの最新バージョン「Symantec Data Loss Prevention Ver.9.0」を、日本国内で2009年前半に発売すると発表した。
最新バージョンでは、従業員がモバイル環境において送信した電子メールやウェブメール、インスタントメッセージなどによる情報漏えいを防止する機能を追加した。
具体的には、機密情報のコピーや貼り付け、印刷、FAX送信などを防止するほか、機密情報のUSBデバイスやCD/DVDドライブへのコピーを防ぐ機能を備えた。これにより、より強力に機密情報を検知、監視、保護できるようになるとしている。
また、従業員が扱うデータについて、ポリシー違反やコンプライアンス違反がないかを素早く検知する機能も強化した。オフィスで使用するノートパソコンの台数が増えた場合も、エージェント管理テクノロジにより新しいエンドポイントを継続的に検知、管理するため、導入やその後の運用管理も簡単にできるという。