エンタープライズ向けにホスティングアプリケーションを提供するSalesforce.comは米国時間2月10日、「Salesforce CRM Spring '09」を発表した。同アプリケーションにはコンテンツアセンブリやコンテンツデリバリー、コンテンツトラッキング、「Opportunity Genius」といった顧客関係管理(CRM)機能が備えられている。
Opportunity Geniusは、類似の取引に取り組んでいる企業の営業担当者間の橋渡しを行うことを目的としている。
またSalesforce.comは、同社のCRM Spring '09で3つのコンテンツ機能を追加している。このなかには、社内に既に存在しているさまざまなプレゼンテーション資料を組み合わせることで、新たなセールス資料やマーケティング資料を作成できるようにするということを目的とした機能が含まれている。
さらに、CRM Spring '09では、営業担当者がプレゼンテーション資料を送付する際、ダウンロードの必要な大きなファイルを添付するのではなく、URLリンクのリストとして送信できるようにする機能が追加されている。ハイパーリンクを用いることで、企業は誰が該当資料を閲覧したのかや、コンテンツの閲覧に費やされた時間などの情報を入手することができるようになる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ